ママ・パパ25「子どもとスマホ 乳幼児期編」

こんにちは、秦野市の幼児教室「Kubotaのうけん・アタマGYM秦野教室」です!子育てや仕事に役立つ情報をお伝えします。

今日のテーマは「子どもとスマホ 乳幼児期編」です。

現代の生活で必要不可欠なスマホ。お子さんたちの成長にとっても、使い方次第で良い影響・悪い影響があります。その両方を知ったうえで、スマホ(今日は特にデジタル視聴について)との賢い付き合い方を各ご家庭で模索してみて下さい。

良い面:語彙力を養うことができる、世界が広がる

乳幼児期のデジタル視聴の良い面としては、2点あります。
①語彙力を養う ②世界が広がる

①動画や音声により語彙力を養うことができる
⇒子ども向けに作られたものであれば、子どもの語彙習得の手助けになったという実験結果がある

例えば、
・アルファベットに音と動きを合わせた映像を見せることで、語彙が増えた。(アメリカの「セサミストリート」)
・デジタル絵本は、難しい単語があってもアニメーションを付加することで、意味を理解しながら読みすすめることができた。
・デジタル絵本は、読者が画面をタッチするなど参加して主体的に楽しめるものもあり、子どもが積極的に参加することで語彙力が増えた。


世界が広がる
⇒本来なら遠くて行けない場所や小さくて見えないもの、過去のことなど、まるで実際にそこにいるかのような体験をすることができる

悪い面:コミュニケーション能力、視力の低下

乳幼児期のデジタル視聴の悪い面としては複数ありますが、注目するべき悪影響は2点あります。


①コミュニケーション能力の低下

メディアの視聴時間が長くなるにつれて、1~2歳児ではコミュニケーション能力の発達に少しですが悪い影響が出始め、大きくなるにつれてその悪い影響は少しずつ増えていきます。

結果として、成長した児童期にコミュニケーション能力や他人の気持ちに共感する能力が低下してしまいます。

②視力の低下

子どもの視力は生後2か月ごろ~4才ごろまでに大人と同じレベルに達します。

色々な形や色、動いているものや止まっているもの、近くのものや遠くのものを見ることでピントの合わせ方を覚えていきます。

デジタル視聴だど画面を見ているだけなので、ピントの調節は必要なくなってしまうので、視力が上手く発達しなかったり、低下することにつながってしまいます。

悪い影響を軽減するには「外遊び」が大切

スマホやデジタル機器を育児に利用することで、親の負担を減らすことに役立ちます。その反面、子どもの成長に少なからず悪影響があることも事実です。

「外遊び」を頻繁にすることで、その悪影響を弱めるという研究結果もあります。

外では、おもちゃ以外の目に入る草花や虫で遊んでみようとしたり、お友だちが急にその遊びに参加してきたり、色々な自然の匂いがしてきたりと、五感を刺激することが多くなります。

室内での遊びと比べて変化が多いことが、想像力やコミュニケーション能力の発達に良い影響を与えるのだと思います。

ぜひ保護者の方の育児のストレスを軽減するスマホやデジタル機器を上手に使いながら、メリハリをつけて外遊びもできると良いですね!

*くぼたのうけん秦野教室では随時体験レッスンを受け付けております。日程のお問い合わせ・ご予約はLINE公式アカウントやホームページのお問い合わせページからお願い致します。ぜひご参加ください!

*新型コロナ感染予防対策として、Airdogでの空気清浄・換気・教具など共用部分の消毒をしております。講師も毎日の検温及び体調管理しております。安心してお越しください。