ママ・パパ10「アサーション①」秦野市の幼児教室「くぼたのうけん秦野教室」子育てコラム

こんにちは、秦野市の幼児教室「くぼたのうけん秦野教室」です!子育てや仕事に役立つ情報をお伝えします。

今週のテーマは「アサーション」です。
子どもとのコミュニケーションって難しいですよね。子どもはたいていが傍若無人で自己中心的です。
ママもパパも、子どもや家族を優先するあまり、ついつい自分の気持ちを抑え込んでしまったり、反対に相手に自分の気持ちややってほしいことを押し付けてしまって、相手の気持ちを汲むことが難しくなったりすることがあるのではないでしょうか。

そんなときに役立つコミュニケーション方法が「アサーション」です。

アサーション(assertion)とは、
自分も相手も大切にした自己表現やコミュニケーションのことです。assertionという単語を辞書で引くと、「主張」「断言」という訳が出てきますが、「アサーション」はそれだけではなく、「自他尊重の自己表現」のことであり、心理、行動、そして対人関係の視点から見直した人間関係づくりの考え方と方法でもあります。

公益財団法人 日本電信電話ユーザー協会 https://www.jtua.or.jp/education/column/assertion/201504_01/

自己表現のタイプは大きく分けて3つ

①アグレッシブ(攻撃タイプ)
自分中心。相手のことは考えず、言いたいことだけを言う

②ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
自分の気持ちを抑えて、相手の言いなりになってしまう

③アサーティブ(調和タイプ)
相手の気持ちに共感したり尊重したりしながら、自分の言いたいことも上手に言える

場面や相手によって必ずしも①②が悪いわけではありませんが、③をコミュニケーションの選択肢として持っていると、円滑なコミュニケーションを取ることができる可能性が広がります。

まずは「Iメッセージ」を使ってみよう

Iメッセージというのは、Iメッセージとは、主語を「自分」にして相手へのメッセージを伝える方法です。その反対に、「相手」を主語にして伝えるのはYouメッセージと言います。

Youメッセージで否定的なことを伝えると、「相手に対して責められている感じ」を与えたり、
「相手を決めつけた」伝え方になりやすく、アグレッシブなコミュニケーションとなってしまいます。

一方、Iメッセージで伝えると、あくまで「私はこう思っている、こうして欲しい」という自分の考えを伝えることになります。これはアサーティブなコミュニケーションの形となります。

例えば
「(あなたは)なんでYouTubeばっかり見てるの?」⇒「YouTubeばっかり見てると(ママは)あなたの目が心配だな」
「(あなたは)何回言ったらわかるの?」⇒「何度伝えても伝わらないと(ママは)悲しい気持ちがする」

どうですか?Iメッセージの方が責められる感じが少なくなったり、「ちょっと話してみようかな」と思えたりしませんか?これは子育ての中だけでなく、部下や後輩がいる方にもとても役立つコミュニケーション方法です。

まずは誰かを叱りたくなったら「Iメッセージ」で自分の想いを伝えるように意識してみてください。「Youメッセージ」で叱っていたときよりも、スムーズにコミュニケーションがとれると感じことがあるかもしれません。ぜひ「Iメッセージ」使ってみてください!

来週も「アサーション」の続きを書きたいと思います。お楽しみに。

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