くぼたのうけん25「いないいないばぁ」
こんにちは、秦野市の幼児教室「Kubotaのうけん・アタマGYM秦野教室」です!
今週は、0歳児カリキュラムの「いないいないばぁ」を紹介します。
「いないいないばぁ」は、ただのお子さんをあやすあそびと思いがちですが、脳にたくさんの刺激を与えるあそびです。
多くのWEBサイトや書籍では「いないいないばぁ」を楽しむことができるのは6か月以降~*だと書いてありますが、Kubotaのうけんではさらに早い月齢からカリキュラムに組み込んでいます。
それは保護者の方にどうしてこのあそびが大事なのか知って頂き、いざお子さまがその発達度合いに達した時に保護者の方がねらいを持って取り組むことができるようにするためです。
*ピアジェの発達段階
感覚運動期(誕生から約2歳まで)ピアジェによれば、生後7-9ヶ月程度に達した乳児は、物の永続性(object permanence)を理解し始める。これは、物を見ることができなくても、物が存在し続けていることを理解する能力を獲得したことを意味する。例えば、ブランケットの下に子どものお気に入りのおもちゃを隠した場合、子どもは物理的におもちゃを見ることができなくとも、ブランケットの下を探そうとするようになる。この能力を獲得すると、乳児は養育者といないいないばぁ(Peekaboo)を楽しむことができるようになる。
ピアジェ
ジャン・ピアジェ(Jean Piaget)は、1920年代に知能の発達について研究を始めたスイスの研究者
子どもの発達 – Wikipediaより
いないいないばぁは予測する力とワーキングメモリーを鍛える!
いないいないばぁは次の2つの力を鍛えます。
①予測する力
顔を隠してから見せるという繰り返しのパターンを通じて、お子さんは次に何が起こるかを予測する力を鍛えます。
②ワーキングメモリー
くり返しいないいないばぁをすることで、赤ちゃんは大人の顔を一時的に見えなくなった後、再び現れることを覚えます。一時的に記憶することを繰り返し行うと、記憶力を鍛えることに繋がります。
*ワーキングメモリーとは
思考や判断などの際に必要な情報を一時的に保持・処理する記憶機能。短期記憶の一種とされる。作業記憶。
(短期記憶…数十秒から数十分保持される記憶)
データ提供元: Oxford Languages
繰り返しあそぶことがポイント☆
必要な道具もなく、体一つであそべるこのあそびは、「繰り返しおこなうこと」がポイントです。
繰り返しおこなうことで脳の神経回路が密になり、賢い子に育ちます。
実際のレッスンの様子
お子さまの成長具合にもよりますが、4か月ごろまでのねんね期は鼻や口をふさがないように目だけにガーゼをかけていないいないばぁをしましょう。
あぐらの中や自分でお座りが出来るようになったら鏡の前でやってみても面白いです。
上手に手を動かせるようになれば、お子さまの顔にガーゼをかぶせて自分で取ってもらったり、逆に保護者の方がガーゼをかぶってお子さまに取ってもらうのも良いです。
お子さまがハイハイなどで自分で動けるようになったら、カーテンや衝立の裏に隠れて全身のいないいないばぁすると、寄ってきてくれたり、居た場所を探しにきてくれて、かくれんぼに発展していきます。
お子さまの発達に合わせて、いないいないばぁのバリエーションを増やすと長く遊べます。
下記サイトも参考にしてみて下さい。
赤ちゃんと楽しむ「いないいないばぁ」バリエーション5選|VERY (veryweb.jp)
世界で愛される「いないいないばあ」の人気の訳と効果 [乳児育児] All About
親も楽しみながら遊びましょう♪
今回は「いないいないばぁ」のカリキュラムについてお伝えしました。
脳の発達を促すのに大切であり、身近にあるガーゼやタオルであそべる、とてもコスパが良い遊びです。
保護者の方もお子さんの反応を楽しみながら、繰り返しいないいないばぁであそんでみて下さい☆
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