ママ・パパ26「子どもの野菜嫌い」
こんにちは、秦野市の幼児教室「Kubotaのうけん・アタマGYM秦野教室」です!子育てや仕事に役立つ情報をお伝えします。
今日のテーマは「子どもの野菜嫌い」です。
多くの保護者の方がお悩みですね。。。
今日は何で子どもは野菜が嫌いなのか、どうしたら良いのかを調べてみました!
少しでも皆さんの参考になれば良いなと思います。
酸味=腐っている、苦み=毒
なぜ子どもたち(特に小学生以下の幼児さん)は野菜がきらいなのでしょうか?
⇒それは野菜の味に関係しています。下の表を見てみましょう。
少し前のデータですが、唐辛子やゴーヤ、セロリ、春菊、ピーマンなどがランクインしています。
とうがらし以外の野菜の共通点は酸味や苦みが特徴的な野菜ばかりです。
子どもは本能的に、
「酸味」=腐っている、「苦味」=毒
と認識します。
そのため、酸味や苦味のある野菜を食べたときに口から出してしまうのは、身体に変なものを入れないための自己防衛本能でもあります。
そう考えると食べないのもしょうがないかと思いませんか?(*^_^*)
データの一番下「嫌いな野菜は特にない」という子も多くてびっくりしました。今は苦みの少ないピーマンや、甘いトマトも多いので、そういうもので野菜が苦手ではない子も多いのですね。
食わず嫌いのピークは4歳ごろ
人間には「新奇恐怖症(ネオフォビア)」という症状があり、初めて見る食べものに対して恐怖心や警戒心を持つようです。
食べ物の摂取は直に生命の危険につながることがあるため、本能的に人は未知なるものを食べる事を嫌う傾向にあります。
年齢が上がるに従って、新しい食品への恐怖は少なくなるため、食わず嫌いも少なくなります。
無理に食べさせなくても大丈夫。長い目で見守りましょう
野菜には子どもの成長に欠かせない栄養が豊富に含まれているので、積極的に食べるのが理想ではありますが、「絶対に毎日野菜を食べなければ!」と思う必要はありません。
身体を動かすエネルギーとなる炭水化物や血液や骨、筋肉を作るたんぱく質など、野菜以外にもさまざまな栄養を含む食べものがあります。

上の画像は東京都の幼児向け食事バランスガイドです。
(厚生労働省のサイトには大人向けのバランスガイドもあります⇒「食事バランスガイド」について|厚生労働省 (mhlw.go.jp))
「副菜」の欄に野菜は入っていますが、子どもたちが比較的食べやすいものとしては、
ゆでとうもろこし、ふかし芋、枝豆、コロッケ、ひじき、味噌汁などでしょうか。
子どもの成長とともに食べれる野菜の種類も増えていくと思いますので、ほかの栄養がとれていたら、保護者の方は深く悩まずに長い目で見守りましょう。
野菜を食べさせたい!と思ったら・・・
<すぐにできること>
野菜を小さく刻んだり、すりおろしたりして、好きなものと混ぜてしまうのが手っ取り早いです。
ハンバーグやカレーなどに入れると、野菜だと気づかずに食べてくれる場合もあります。
あと、おススメはスープです。煮込んだ汁の中には野菜から出た栄養が多く入っています。野菜は食べなくとも栄養素はしっかりとれます。
<ちょっと時間が掛かること>
それは、「野菜にふれる機会を増やす」ことです。
「この野菜はこの子は嫌いだから食事に出さないでおこう」ではなく、何度も何度も食卓に出しましょう。
「単純接触効果」といい、何度も見たり聞いたりすることで、対象のものにいい印象を持ちやすくなる現象です。
食卓に出すだけでなく、一緒に料理をしたり、畑やプランターで栽培してみたりするとさらに身近な存在になります。
保護者の方や兄弟がニコニコして美味しそうに食べていれば、「ちょっと挑戦してみよう」かなと思うかもしれません。
やってみて下さい♪
まとめ
今日は「子どもの野菜ぎらい」について調べました。
触れる機会を多くしつつも、長い目で見守ることが大切ですね。
さぁ、今日も保護者の方はニコニコ美味しそうにお野菜を食べましょうね!お子さんの野菜嫌い克服に繋がりますよ~(*^_^*)
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